1 下井草K邸
鉄筋コンクリート造
地上3階建て
敷地面積:264.46㎡ 延べ面積:281.53㎡
閑静な住宅街に建つ6人家族のための住まいである、不整形な敷地形状から導き出した円弧を描いた平面計画と周辺環境を活かした開口、
広い中庭などの特徴を持つ。内部は大きな吹抜をもつLDK、庭と繋がりのある浴室、
燦々と光をもたらすトップライトなど、おおらかで開放的な室内を実現している。
掲載
月刊ハウジング1月号(RECRUIT)
ミセス4月号(文化出版局)
2 市川O邸
鉄骨+木造
地上3階建て
敷地面積:70.34㎡ 延べ面積:104.55㎡
奥に細長い敷地にたつ住まいである。閉じた表情を持つ矩形のシンプルな外観の内部に、ガラスボックスとクローゼットボックスを内包させた。
3階にあるガラスボックスは光や風を住まい全体に享受させる中庭であり、2階にあるクローゼットボックスは収納部屋でもあり、
寝室への前室でもあり、廊下でもある室である。
4 北浦和Y邸
鉄骨造
地上3階建て
敷地面積:205.79㎡ 延べ面積:180.78㎡
地上3階建て完全2世帯住宅である。1階に親夫婦、2,3階に息子夫婦が住む。既存樹木を最大限残すこと、植樹を十分できるよう、敷地中央にコンパクトに建物を配置した。1階内部からは緑が十二分に感じられるよう平面、開口を決定している。また、1階と2,3階を視覚的に繋ぐ、トップライトをもった吹き抜け空間を設けた。この空間は移動のための空間であるが、2世帯を緩やかに繋ぎ、常に両者の雰囲気が感じ取ることができる空間として象徴的でこの住まいの個性を表象する空間である。
掲載
新しい住まいの設計(扶桑社)
別冊新しい住まいの設計(扶桑社)
4 多摩川 I 邸
鉄骨造
地上3階建て
敷地面積:92.56㎡ 延べ面積:172.79㎡
3世代計7人の家族のための2世帯住居である。デッキスラブや鉄骨の柱、梁といった構造部材がそのままインテリアのデザインとして活かされ、ガラスを多用することと伴って、住まい全体に透明感が生み出されるようにした。また、中庭を取り囲む平面を採用することで外部も内部の一部として取り込むことを意図した。他、ホームEVのシャフトをガラスで構成するなど全体のデザインすべてが透明感あるようにした。
5 さいたまS邸
木造
地上2階建て
敷地面積:165.37㎡ 延べ面積:138.88㎡
敷地に対し、L型で構成された住まいである。中庭、南庭、2階の中庭という3つの庭を内包し、この3つの庭に面して各部屋が配置され各部屋の特徴がつけられている。また、比較的閉鎖的な外観であるが、これら庭により十分な採光が得られている。さらに、ほぼ正方形の窓を機能の面からだけではなく、住まいの個性としてランダムに設けることで印象的なインテリアとなるよう計画した。
掲載
New House(ニューハウス出版)
6 f
木造
地上3階建て
敷地面積:80.01㎡ 延べ面積:117.06㎡
1階に事務所、賃貸ワンルーム、駐車スペース、2、3階に住まいの併用住宅。事務所を周辺環境に開き、住まいは閉じた表情の建築とした。木造でありながら宙に浮いた中庭や割れないモルタルを下地に用いた柔らかい表情の外壁、大きく空と中庭に開いたLDK様々な仕上げ等々、自邸でもあり、様々な実験を行っている。
掲載
HOME Portrai(扶桑社)
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